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獅子狂日記

西武ライオンズファン歴20年以上の黄金時代回顧厨が西武ライオンズを中心にプロ野球を語るブログ

2発4打点メヒアサマサマヤー!菊池も7回2失点の粘投で2勝目

西武ライオンズ2016

5月4日(水)西武VSオリックス 西武プリンスドーム

西武8-2オリックス

勝:菊池 敗:東明

 

 同率5位のチーム同士、すなわち最下位決定戦の両チーム先発は西武が菊池雄星オリックスが東明。福岡の試合で走塁中に足を痛めた渡辺直人が二軍落ちし鬼崎が帰ってきました。木村が役割が完全にかぶるため刺激しあってほしいですね。

オリックスのスタメンに伏見が驚きのプロ初スタメン。東海大出身の4年目の捕手で、大学時代は巨人の菅野とバッテリーを組んでいました。これだけならまあ不調のチームだし起爆剤にというところですがまさかの一塁起用。ドラフトの頃から強打の捕手という評価でしたがまさかプロ初スタメンが一塁になるとは本人もファンも想像できまい。

 

一方の西武のスタメンもプチサプライズ。中村が三塁の守備に復帰してキムショー一塁のメヒアがDH。中村が守備復帰できたのは大きい。中村が守備につけずDHを専有し続けた場合山川が一軍起用される可能性がほぼノーチャンスになってしまうし森一軍復帰もさせずらくなってしまうので。公示を見るとなんと日ハムの増井が抹消、セーブ失敗が目立っていましたがまさか抹消させるとは。

 

一回表

一番西野がセンター前ヒットで出塁。いきなり気になる場面がやってきます。

二番の宮崎が初球バントを失敗したんですがここでいきなり三塁コーチが宮崎にサインの確認に声掛けにいきます。初回無死一塁の場面でサインの確認にタイムをかけるってあんまり聞いたことがないですよ。とても他チームの事情を心配できる立場じゃないですがオリックス大丈夫かいな。

続く糸井を投ゴロで打ちとって二死三塁に。なんとか0点で抑えたいところですが四番モレルにセンターオーバーの二塁打を打たれて先制されます。続く五番の中島を投ゴロに抑えてなんとか1点で切り抜けました。

 

一回裏

秋山と木村が凡退するも三番栗山がボールをきっちり呼び込んでセンター前ヒット。首位打者にたったと思ったらその後ほどなくしてしばらくドツボにはまってたんですが完全に抜け出しましたね。続く四番中村は無理に勝負せずに四球。続くメヒアに対して3-2から結局四球。空振りしそうな球が続いたんですがよく我慢してくれました。二死満塁で六番の坂田を迎えます。しかしカウント2-0から甘い球を打ち損じてしまいレフトフライに倒れます。開幕時の好調は消え失せ打率は230台まで落ちてきておりちょっと心配です。下で調整中の森の復帰が待ち遠しいです。

 

二回表

先頭のT-岡田にレフト前ヒットを許しまたも先頭打者を出塁させてしまいます。さて注目の初スタメン伏見は送りバントの構えですがストライクの球を二球続けて見送ってしまいます。一塁と三塁の木村と中村が強烈なダッシュでプレッシャーをかけます。しかし簡単に追い込んだにも関わらず粘られた挙句8球目をエンドランのかかった投ゴロで結局送りバントと同じ形に。そして伊藤に初球を打たれ右中間を破る二塁打を打たれます。なんだかなあ…後続の縞田と西野は打ち取り1点でしのぎます。イニング間にカメラが潮崎ヘッドを写してましたがなんだかなあ…というつぶやきが聞こえてくるようなたたずまいでした。

 

二回裏

浅村がライトフライ。アウトにはなったものの本来の浅村の右方向への打撃が戻りつつあるように見えます。兄やんも期待ができると言っています。続く炭谷にストレートの四球を与えます。先ほどから東明の制球は不安定ですね。9番金子はいい当たりもレフトフライ。ここ最近の金子アウトにはなっても目に見える逆方向を意識したバッティングだったりいい当たりだったりで内容がいいんですよ。出塁率も現在310で俊足の9番打者としては及第点。守備では基本ができていないプレーがまだ見えますが新人時代を考えればかなりよくなっていますしやっと遊撃手争いに光明が見えてきました。

1番秋山が3-2から四球を選び東明は二回で早くも今日4つめの四球です。二番木村がくらいついてしぶとく一・二塁間をやぶるタイムリーヒットで一点を返します。本塁送球の間にランナーが進んで二死二・三塁で三番キャプテン栗山。一気に逆転というムードになりましたが最後インコースに厳しい球がきて見送り三振です。

 

三回表

打線が1点を返してくれた大事なイニング。解説の松沼兄やん曰く「この回に点をとられると今日の菊池雄星に勝ちはつかない」二死を簡単にとりますがモレルにまたも大きな当たりの二塁打を打たれます。しかし五番の中島を二塁ゴロに打ち取ってようやく無失点のイニングができました。なんとか勝利の権利を手にする権利を失わずにすみました。今年の中島は体が絞れて期待できるとはなんだったのか。

 

三回裏

先頭の中村が倒れるも五番メヒアの当たりはセンター前に抜けそうな打球。ショートの縞田がなんとか追いつくも送球がそれて内野安打。しかしその後の坂田は強烈な当たりの一塁ゴロでゲッツーでスリーアウト。伏見は本職ではないのにうまくさばきました。

 

四回表

この回についに菊池が少ない球数での三者凡退という偉業を成し遂げます。3回60球というどこまでいけるか不安視されるペースもなんとか7回くらいはいけそうな雰囲気がでてきました。これなら延長にならない限り牧田の2イニングはないぞ。

 

四回裏

先頭の浅村が右方向にこれぞ浅村というバッティングの右中間を破る二塁打で出塁。続く炭谷は1-1からきっちり送りバントを決めて一死三塁で同点のチャンス。9番金子は弱い当たりの遊撃ゴロでゴロゴーの本塁は間に合うか!となりましたが本塁送球を焦った遊撃手縞田がファンブルしエラー。記録はタイムリーエラーですが金子がきっちり仕事をした結果です。同点に追いつきなおも一死一塁でランナーは金子。走者金子打者秋山という組み合わせは盗塁もありえるし外野の間を抜ければ一気に金子が帰ってこれるためワクワクします。

秋山深いあたりのレフトフライに倒れた後金子が盗塁をして二死二塁。一打勝ち越しの場面でしたが木村が凡退。しかし東明は4回終了時点で80球投げています。

 

五回表

ポンポンとテンポよくツーアウトをとって2イニング連続の三者凡退が期待されましたが宮崎が上手いバッティングでセンター前ヒット。次打者糸井の場面で宮崎が盗塁を仕掛けますがそれを見抜いていた炭谷がウエストしていい送球で刺して結果的に3人で終了。いい流れがきてます。守備面ではやはり炭谷は上本とは違いますね。

 

五回裏

いい流れのまま先頭栗山がライト前ヒットで出塁。さらに中村も初球を打ちレフト前ヒット。無死一・二塁でメヒアという大チャンスを迎えます。そしてまたも初球を打ったメヒアの当たりはセンターバックスクリーンに飛び込む3ランホームラン!あっという間にゲームの流れが西武にやってきました。これまで80球を費やしながらもなんとか2点で抑えていた東明が3球で3点とられてしまいました。

続く坂田も初球ボールの後ファーストストライクを狙っていい当たりもひと伸び足りずのライトフライ。7番浅村はまたも初球を打ってセンター前に落とすヒット。坂田の調子が落ち気味で浅村の調子が戻りつつあるので二人の打順は変わりそうですね。炭谷も初球を狙って強い打球がファーストを襲います。当たりは正面でゲッツーかと思いましたがバットの先っぽにあたったせいで変速打球となり一塁の伏見がとれません。記録はヒットで一死一・三塁。オリックスブルペンが慌ただしくなってきますが球数と内容を考えるとメヒアのホームランの時点で替えてもよかったんじゃないでしょうか。ただ6連戦の2戦目ということを考えると替えづらかったんでしょうね。9番金子は3-2まで粘って最後際どい球を見逃しての見送り三振。しかし次打者の秋山が鮮やかなレフト前ヒットで追加点を奪いスコアは6-2に。さらに木村もセンター前ヒットでさらに追加点かとなりましたがセンター宮崎の好返球が丁度走者にタッチしやすい三塁方向に届き本塁タッチアウトでチェンジ。

 

六回表

打線が爆発して一気に4点を勝ち越してくれたので後はどこまで菊池がイニングを投げてくれるかです。ちなみにここまで三振も四球も0という菊池らしからぬ投球。先頭の糸井を打ち取り続くは今日二塁打を二本打たれているモレル。簡単にツーストライクをとりますが警戒したのか結局今日初めての四球を与えます。しかし後続の中島とT-岡田を打ち取りこの回も無失点で切り抜けます。

 

六回裏

遂に先発の東明がマウンドを降りますが交代した投手は佐藤達也。この場面で佐藤が投げるのは見てて悲しくなりますね。去年制裁を欠いた投球が続き今年は果たしてどうかという年でしたが、開幕戦の投球で球に力が全く戻ってないのを見て復活は厳しいかなという印象でした。小松のように敗戦処理ロング要員で終わるのはパ・リーグファンとして悲しいので復活してほしいですね。先頭の栗山は直球に三振を喫しますが球速は145Kmであまり力を感じません。やはりと言うべきか続く中村がストレートを簡単にスタンドに運びます。そしてこれまたやはりというべきかメヒアも初球を狙い打った瞬間どこまで飛ぶんだというホームラン!ご飯がススムくんの看板の真下の場外通路までハネた打球でスタンドはどよめきます。坂田は力のないセカンドゴロで二死。流れに続くことができません。休養も兼ねて森を上げてライトのスタメンで使いたいところですがその肝心の森の調子が二軍でも上がってきません。ショート外崎ライト金子という選択肢もあるにはあるでしょうが代走要員が減り作戦の多様性がなくなるし金子をあまり変な使い方をしたくないので良手ではないですね。その布陣をとるとすれば試合後半に代打攻勢をかけた場合のみです。浅村は見送り三振でスリーアウト。どうも浅村は空振り三振は減ったと思うのですが淡白な気配の見送り三振が目立つような気がします。

 

七回表

先頭の伏見から菊池がようやく本日の初三振を奪います。続く伊藤も抑えツーアウト。ブルペンでは誰も用意しておらずお前に任せたぞという雰囲気が漂いますが縞田にストレートの四球を与え解説の兄やんから苦言が。しかし西野を三球三振にしとめチェンジ。7回終了時点で球数は123球。

 

七回裏

オリックスの投手は一軍に上がってきたばかりの海田。あっさりと三者凡退に抑えます。オリックスは左腕不足が深刻なので海田にかかる期待は大きいです。

 

八回表

結局菊池は七回を投げきり交代です。三回以降はほぼ完璧だったので序盤に球数がかさまなければ完投いけましたね。兄やんとしてはもう1イニングいってほしかったと。この回からは武隈が登板。点差がありますが4/.29以来登板がないので調整の意味合いもあるのでしょう。簡単に三者凡退に抑えてくれました。

 

八回裏

木村がセンター前に抜けるかという当たりを打ちますが海田が好フィールディングを見せピッチャーライナー。栗山がアウトコースへ逃げるスライダーを見逃し見送り三振。今日は2安打するも

3三振と栗山らしくありません。一人出ればもう一度メヒアにまわるという場面でしたが中村は全力疾走するも間一髪の三塁ゴロで惜しくもアウトで三者凡退。

 

九回表

最後を締めるのはC.C.リー。セットアッパーとして期待された存在ですが現在防御率7点台で全くの期待はずれ。兄やんの分析では球の出処が見やすいのと投げ急ぎで自分自身のコントロールができていないとのこと。投手陣の編成で考えても先発に十亀がいて後に牧田、藤原、リーと横手投げ下手投げが多くちょっとバランスが悪いです。

先頭の中島を一塁木村の捕球エラーで出しますがT-岡田をライトフライ、途中出場の原拓也をゲッツーにとって試合終了!

 

ヒーローインタビューは菊池とメヒア。先発の菊池は今日は炭谷との話し合いで変化球を増やすことにしたそうです。メヒアのインタビューの際インタビュアーから得意の日本語をお願いしますという前フリが出ました。当然全開楽天戦で3連発を打った試合のお立ち台で飛び出した「メヒアサマサマヤー!」を期待したんでしょうがメヒアが言ったのはキクチサマサマヤー。ヒロインを受ける時にはチームメイトの名前を出して前の打者や投手が頑張ってくれたおかげ言って仲間を気遣うナイスガイのメヒアならではの返しです。早くも来年契約してもらえるのか心配してしまいますが3年15億くらいは出して引き止めてもらいたいですね。それ以上出されて福岡に行くとなったらもうどうしようもありません。

 

試合中に炭谷の談話で菊池に対し、三振にこだわらず柔軟に考えてほしいというコメントがありました。入団当初から理論的だけど頭でっかちなところが心配されていたんですが未だに解消されないんですよねえ。投手コーチに理論派の土肥コーチが就任したことで一皮むけることを期待したんですがまだまだ時間がかかってます。

私も同じような性格なんでわかるんですがこういうタイプは色々考えてしまうのでとにかく迷いを持たせないようにすることが一番なんです。なので方法としてはとにかくシンプルに考えさせて余計なことを考えないようにさせるか、納得がいくよう理論的に完璧に説明してスッキリさせるかなんですが気合系の石井貴でもだめ理論派の土肥でもだめとなるともう後は本人次第かなあって感じなんですよね。何かのきっかけで化けると思うんですよ。

素材を考えるとこれまでのプロ6年間で31勝というのは物足りないです。ただ、ここまでの勝利数のペースでいくとあの石井一久と対して変わらないんですよね(負けはかなり多いですけど)後輩の大谷の活躍と比較されてしまいますがなんだかんだでまだまだ24歳。大器が大輪の花を咲かせる可能性は多分にあります。150Kmの速球と110Kmのスローカーブさらにチェンジアップ、スライダーを操る先発左腕なんて聞いただけでロマンが溢れてきますよ。